空手を通じて身に着けることができる大切なこととは
空手という習いごとを通じて、身につけることができることは、ひとつではありません。
空手という知識や技術以外に、数多くの身につけるべきことを自然な形で身につけることができるため、空手を習わせて本当に良かったという感想を持つお母さんやお父さんはとても多いです。
では、空手を通じてどのようなことを身につけることができるのでしょうか。
まず、どんな場面でも、どんな人に対しても相手の目を見てしっかりと挨拶のできる子にすることができます。挨拶ができるようになるのと同時に、礼儀を知ることができ、自然な形で礼儀正しく育っていくので、挨拶や礼儀を教える必要がなくなるくらい、身についていきます。
稽古中は集中しなくてはならないため、集中すべき時には集中し、遊ぶ時には思いっきり遊ぶというメリハリをつけることもできるようになっていきます。
また、一緒に稽古するのは、小さい年齢では3歳。一番年上の年齢では15歳と、ひと回りの差があります。そのため自然な形で大きな子は、小さな子の面倒をみたり、小さな子は大きな子のいうことを守るといった関係を築くことができるようになります。姉妹や祖父母などがいない家庭で育つお子さんが多い中では、上下関係を学んだり、相手を思いやる気持ちを育むことができるので、空手以上に大切なことを学ぶキッカケとなることは間違いありません。