子供の成長過程で武術が良い理由とは?
お子さんが空手を始めるきっかけはさまざまです。
・友達がやっていた
・家から道場が近かった
・親が空手の経験者だった
・キックやパンチをするのがなんだか楽しそうだった
ちょっとしたことがきっかけて空手を始める子が多いですが、実は空手には様々な長所があります。
まずは礼儀です。
空手は必ず最初と最後に礼をします。
どんな相手にも敬意を払う心を磨くことができますので、これは日常生活でも役立つはずです。
例えば同級生や先輩、先生など様々な人に対して相手の気持ちを考えた子供に育ってくれます。
そして空手は一見野蛮なスポーツに思っている方もいるかもしれません。
しかし、ルールとして顔面への攻撃や金的への攻撃、そして膝や肘などの関節蹴りは禁止になっています。
また、ルールとして怪我防止のため、寸止めもしくは極めと呼ばれる試合形式もあります。
この場合は実際に相手にダメージを与えるわけではなく、形をしっかりと示した場合に勝敗が決まるようになっています。
このように相手に深いダメージを与えることが目的ではありません。
相手のことを考えながら行っているスポーツなので、非常に紳士的な意識が根付く武術と言えます。
思いやりのある子供に育ってもらいたいというときに空手は非常に有効です。